2019年11月11日更新
2017年に発表された新型アコードですが、ようやく日本でも発売されます。
今回は、ライバルのトヨタ・カムリハイブリッドと比較しながらみていきましょう。
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発売日
新型アコードハイブリッドの日本発売日は、2020年2月です。
「10th ACCORD、2020年 初め、待望の日本デビュー」ということで、先行情報サイトが開設されています。
トヨタ・カムリは、2017年7月に発売されており、アコードハイブリッドのフルモデルチェンジはまだか。と待たれていましたが、ようやくのモデルチェンジとなります。
デザイン
新型アコードハイブリッドのデザインは、ルーフ後部がゆるやかに落ちていく、クーペ風に生まれ変わりました。
インテリアは、どこか古臭いような印象も受けますが、使いやすさを重視したということです。
木目調パネルが使われていて、昔からの高級車っぽいインテリアです。
カムリハイブリッドのデザイン
カムリハイブリッドも、先代と比べると、少しクーペ風のルーフの形となりましたが、アコードほどではありません。
カムリハイブリッド
インテリアは、カムリハイブリッドの方が今風なデザインです。
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サイズ
新型アコードは、先代よりも長さは短く、幅広く、高さは低くなりました。
新型アコードのサイズは、全長4,935mm×全幅1,860mm×全高1,450mmです。
先代比、全長-10mm、全幅+10mm、全高-15mmです。
カムリのサイズ
カムリも、先代よりも大きくなりました。
カムリのサイズは、全長4,885mm×全幅1,840mm×全高1,445mmです。
こうして比べてみるとカムリの方が少し小さいですが、どちらもアメリカンサイズなので、日本で走らせるには少し大きいですね。
パワートレイン
新型アコードには、2.0Lハイブリッドに加え、1.5Lのターボエンジンと、2.0Lのターボエンジンが設定されているのですが、日本仕様は2.0Lハイブリッドのみとなります。
2.0Lハイブリッドは、現行モデルよりもパワフルになり、最高出力は212psです。(現行モデルは198ps)
参考までに、1.5Lターボエンジンのスペックは、
最高出力・・・194.7ps/5500rpm
最大トルク・・・26.6kgm/1500-5500rpm
です。
2.0Lターボエンジンのスペックは、
最高出力・・・255.5ps/6500rpm
最大トルク・・・36.7kgm//1500-4000rpm
です。
カムリのパワートレイン
カムリも、ハイブリッドモデルのみの販売です。
エンジン最高出力・・・178ps/5700rpm
エンジン最大トルク・・・22.5kgm/3600-5200rpm
モーター最高出力・・・120ps
モーター最大トルク・・・20.6kgm
システム最高出力・・・211ps
新型アコードとカムリのシステム出力はほぼ同じです。
ハイブリッドシステムの特性の違いから、新型アコードの方が鋭い加速を実現しているはずです。
燃費
新型アコードの燃費は、現行型と同程度、JC08モードで32km/L程度になるでしょう。
実燃費により近い、アメリカでのカタログ燃費は、20.4km/Lです。
カムリの燃費
カムリは、フルモデルチェンジで燃費が大きく向上し、33.4km/Lを実現しています。
新型アコードと同程度か、カムリの方が若干燃費は上回るとみられています。
予防安全性能
新型アコードにもホンダセンシングが搭載され、機能も進化します。
ホンダセンシングの機能は、以下のとおりです。
・衝突軽減ブレーキ
・歩行者事故軽減ステアリング
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・路外逸脱抑制機能
・誤発進抑制機能(前方・後方)
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
カムリの予防安全性能
カムリには、トヨタセーフティセンスが搭載されています。
機能は、以下のとおりです。
・プリクラッシュセーフティシステム
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズコントロール
これに加え、インテリジェントクリアランスソナーを追加すれば、後退時の自動ブレーキや、車両接近警報機能もつきます。
カムリに搭載されているトヨタセーフティセンスは、次世代型ではないので、予防安全性能は新型カムリのホンダセンシングの方が充実しています。
価格
新型アコードの価格は、465万円と、現行型よりもかなり高くなります。
ちょっと高いですが、現行モデのEXグレードに加えて、さらに本革シート、サンルーフが標準装備になるなど、現行型以上に装備は充実します。
カムリの価格は
カムリの価格は、329万円~です。
カムリの方は、装備を省略したグレードも設定されているので、エントリー価格はかなり安くなっています。
総括
カムリは、フルモデルチェンジされて、デザインの評価が高く、先代モデルに比べると好調に売れています。
新型アコードは、全体的なデザインはカムリほどは変わりませんが、どれほど売れるのでしょうか。
もともと、セダンはトヨタが強いということもあり、フルモデルチェンジされたからといって販売台数が急に増えるということはないような気がします。