2017年7月27日更新
ホンダのシビックセダン、シビックハッチバックが2017年7月27日に日本発売となりました。
今回は、ライバルのアクセラ、レヴォーグと比較しながら見ていきましょう。
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1.デザイン
新型シビックには、ハッチバック、セダン、ハッチバックをベースとしたタイプRの3タイプがあります。
シビックハッチバック
シビックセダン
シビックタイプR
出典:Carscoops
2.サイズ
新型シビックセダンのサイズは、全長4,630mm×全幅1,800mm×全高1,410mmです。
新型シビックハッチバックのサイズは、全長4,520mm×全幅1,800mm×全高1,435mmです。
シビックといえば、かつては5ナンバーサイズでしたが、現在はアメリカが主な市場となっており、代を重ねるごとに大型化しています。
今回日本で発売されるシビックセダンも、基本的にはアメリカ仕様をそのまま持ってくるので(もちろん右ハンドルになりますが)、ちょっと大柄な感は否めません。
アクセラ、レヴォーグのサイズは
アクセラは、セダンが全長4,580mm×全幅1,795mm×全高1,455mm、
スポーツ(ハッチバック)が全長4,470mm×全幅1,795mm×全高1,470mm
レヴォーグのサイズは、全長4,690mm×全幅1,780mm×全高1,500mm です。
サイズ的には、アクセラとレヴォーグの中間くらいのサイズ感です。
3.スペック
新型シビックには、1.5Lターボエンジンと2.0Lターボエンジンが搭載されます。
ハッチバック、セダン、タイプRそれぞれに搭載されるエンジンのスペックが異なり、
最高出力 | 最大トルク | |
ハッチバック | 182ps | 24.5kgm |
セダン | 173ps | 22.4kgm |
タイプR | 320ps | 40.8kgm |
アクセラ、インプレッサのスペックは
アクセラには、1.5Lガソリンエンジン、1.5Lディーゼルターボエンジン、2.2Lディーゼルターボエンジンがラインナップされています。
アクセラ | 最高出力 | 最大トルク |
1.5Lガソリン | 111ps | 14.7kgm |
1.5Lディーゼル | 105ps | 27.5kgm |
2.2Lディーゼル | 175ps | 42.8kgm |
レヴォーグには、1.6Lターボエンジンと2.0Lターボエンジンがラインナップされています。
レヴォーグ | 最高出力 | 最大トルク |
1.6L | 170ps | 25.5kgm |
2.0L | 300ps | 40.8kgm |
シビックタイプRのパワフルさが際立ちます。
4.ホンダセンシング搭載
新型シビック、ハッチバックとセダンには、ホンダセンシングが搭載されます。
タイプRには搭載されません。
新型シビックハッチバック、セダンに搭載されるホンダセンシングには、
・衝突軽減ブレーキ
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・路外逸脱抑制機能
・オートハイビーム
・標識認識機能
が含まれます。
アクセラ、レヴォーグの予防安全性能は
アクセラは、2016年度自動車アセスメントで最高点を獲得したことが、ニュースにもなりました。
予防安全性能の高さは折り紙付きです。
レヴォーグには、アイサイトツーリングアシストが搭載されています。
標識認識機能は搭載されていませんが、クルーズコントロール機能は自動運転に近いレベルに仕上げられており、ホンダセンシングよりも完成度は高くなっています。
4.価格
新型シビックの価格は、
ハッチバック・・・280万440円
セダン・・・265万320円
タイプR・・・450万360円
です。
アクセラ、レヴォーグの価格は
アクセラの価格は、176万円~308万円
レヴォーグの価格は、282万円~405万円
です。
5.中高年がターゲット
今回のシビックセダンですが、ハイブリッドがないこともあり、ホンダとしてもさほど販売台数は見込んでいないようです。
中高年を中心にこのクラスのセダンを望むユーザーが一定数いるということで、そういったユーザーのニーズに応えることが目的のようです。
これで、ホンダのセダンラインナップは、グレイス<シビック<アコード<レジェンドと、再びラインナップが充実してきます。
昨今はセダンが不人気とはいえ、お金を持っているのは中高年層が多く、その中高年層に一定のニーズがあるということでしょう。
6.総括
アクセラやレヴォーグが日本国内での販売も視野に入れていることに対し、シビックは完全にアメリカ向けなので、アクセラやレヴォーグよりも少し全幅が広くなっています。
ただ、日本国内で扱いやすさの一つの基準となる、全幅1,800mmにギリギリ収まっているので、さほど扱いづらいということはないでしょう。(例えば、クラウンなんかも1,800mmです。)
特にレヴォーグとは、パワートレインも似ているので、比較検討されるユーザーも多くなるでしょう。
7.新車、中古車を契約の前に!
今乗っている車を下取りに出す前に、自分の車にいくらの価値があるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
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