2018年12月30日更新
日産リーフに、バッテリー60kWhモデル(正確には62kWh)が追加されました。
今回は、ライバルとなる、テスラモデル3と比較しながら見ていきましょう。
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60kWhモデル情報
1.発売日は、2019年1月!
リーフ、60kWhモデルの発売日は、2019年1月23日です。
1月9日に発表され、予約受付が開始されています。
モデル3は、いつになるのやら・・・
一方のテスラ・モデル3の右ハンドルモデルの出荷は、いつになるのか分かりません。
一応、メーカー公式発表では、2019年後半以降を予定しています。とありますが、年単位で遅れることも珍しくありません。
いつ納車されるか分からないモデル3に対して、安定生産されているリーフは、圧倒的なアドバンテージがありますね。
2.航続距離
新型リーフ、60kWhモデルの航続距離は、570kmとなっています。
40kWhモデルで400kmなのだから、60kWhモデルだと600kmにならないの?と思いますが、バッテリーが大容量になる分、結構重くなるので、そのあたりも関係しているのでしょう。
モデル3の航続距離
モデル3の航続距離は、グレードにより、350km~500km程度となっています。
60kWhモデルの投入により、航続距離ではモデル3を上回ることになりそうです。
3.モーター強化
新型リーフ 60kWhモデルは、重量増などに対応するため、モーターが強化されています。
【40kWhモデル】
最高出力・・・150ps
最大トルク・・・32.6kgm
【60kWhモデル】
最高出力・・・218ps
最大トルク・・・34.7kgm
最高出力がとても大きく向上しているので、重量増を補ってあまりありますね。
4.価格
リーフ60kWhモデルの価格は、416万円~472万円に設定されています。
あまり手頃に購入できる価格帯ではありませんが、電気自動車の航続距離はとても重要なポイントなので、航続距離が長いモデルが追加されたということは評価すべきですね。
モデル3の価格
モデル3の価格は、ベースグレードでも400万円程度~になるといわれており、価格面ではリーフ60kWhモデルと同程度になりそうです。
テスラ・モデル3は、発表当初は航続距離が長く、スペックが高い車が手頃な価格で発売される。と注目されましたが、生産が遅れている間に日産に追いつかれている印象があります。
リーフe+の投入は、テスラの業績にも影響がありそうです。
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新型リーフと、モデル3を、比較!
1.発売日
新型リーフの発売日は、2017年10月2日です。
モデル3の発売時期は
テスラ、モデル3は、2017年7月28日から納車が開始されましたが、右ハンドル車の納車は2019年~で、日本では、新型リーフの方が早く手に入ります。
2.デザイン
日産リーフのウィークポイントとして、「デザインがかっこ悪い」ということがよく挙げられていました。
新型リーフは、先進的でスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。
先代の面影は全くありません。
“
出典https://newsroom.nissan-global.com ”
インテリアも、高級感こそさほどありませんが、シンプルにまとまった良いデザインだと思います。
モデル3のデザインは
テスラモデル3は、スポーティーなクーペスタイルです。
現行リーフとの比較だと、デザインはボロ負け。といった感じでしたが、新型リーフなら好みでモデル3よりもカッコイイという方も増えそうですね。
3.航続距離
新型リーフは、40kWhのバッテリーを搭載しており、の航続距離は、JC08モードで400kmです。
実際の航続距離は、300km程度になるでしょう。
テスラモデル3の航続距離は345kmと発表されていますので、リーフの方が航続距離が長いのか?と思いきや、リーフはアメリカ基準だと240kmなので、モデル3の方が航続距離は長いようです。
2018年には、60kWhを搭載して、米国基準で380km程度の航続距離のモデルも投入されるようです。
4.モータースペック
新型リーフのモータースペックは、
最高出力・・・150ps
最大トルク・・・32.6kgm
です。
モデル3のモータースペック
テスラ、モデル3のモータースペックは、
最高出力・・・262ps
最大トルク・・・53.5kgm
のハイパワーで、0-100km/h加速は5秒程度と、とてもパワフルです。
スペックでは、リーフは完全に負けています。
5.自動運転機能
次期日産リーフには、自動運転機能「プロパイロット」が搭載されます。
新型リーフに搭載されるプロパイロットは、セレナに搭載されているものと同じく、高速道路の単一車線上で自動運転ができる機能になるでしょう。
また、プロパイロットパーキングという、自動駐車機能も搭載されます。
これは、白線を認識し、白線の中央に自動で駐車することができる機能です。
テスラの自動運転機能は
テスラの自動運転機能は、単一車線上での自動運転に加え、ウインカーを出すと自動で車線変更をしてくれる機能も搭載されています。
ただし、ウインカーを出す時は、ドライバーが目視で確認をしなければなりません。
自動運転機能に関しては、テスラの方が一歩進んでいますし、モデル3発売時にはテスラの自動運転機能は更にし進歩している可能性もあります。
6.価格
新型リーフの価格は、
S・・・315万360円
X・・・351万240円
G・・・399万600円
となっています。
SやXは、ハロゲンヘッドライトやスチールホイールが採用されているなど、あくまで普通のハッチバック車の電気自動車仕様。といった装備です。
上級グレードのGには、プロパイロットやプロパイロットパーキングなど、最新技術が惜しみなく投入されています。
せっかくリーフに乗るなら、Gグレードを選びたいところですね。
補助金が40万円支給されるので、Gグレードでも総支払額400万円程度に収まるでしょう。
モデル3の価格は
モデル3の日本での販売価格はまだ発表されていませんが、350万円程度になると予想されています。
リーフとほぼ同じ価格で、自動運転機能も搭載されており、航続距離も長いとなると、リーフはなかなか厳しい戦いを強いられそうです。
7.総括
新型リーフは、航続距離はモデル3よりも長く、価格はモデル3よりも安く、デザインの課題も解決されそうです。
テスラモデル3の一番の懸念が、いつ納車されるか分からない。というところです。今のところ、2019年以降になるということだけ分かっています。
その点、リーフなら普通の車を買うのと同じように、納期の目処を付けることができます。
また、収納など、細かい使い勝手もリーフの方が良いでしょう。
テスラモデル3は、スポーティーな走りもアピールしていますが、新型リーフにもニスモがラインナップされるといわれています。
ぜひとも、新型リーフには期待したいですね。
8.車の買い替えを検討中の方へ
お得に車を買い換えるには、今乗っている車を少しでも高く売ることが大切です。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
無料ですし、必ず売らないといけないということはありませんので、一度お試しください。
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