スバル、新型レヴォーグのプロトタイプが発表されました。
まもなくフルモデルチェンジされる新型レヴォーグの情報も、少しずつ集まってきています。
新型レヴォーグは、新型カローラツーリングが直接のライバルになるかと思われていましたが、国内向けのカローラツーリングはボディサイズが小さく抑えられたため、直接的なライバルはおらず、カローラツーリングとマツダ6(アテンザ)の中間のサイズになりました。
ライバルのマツダ・アテンザと比較しながら、次期レヴォーグの予想情報を紹介していきます。
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新型レヴォーグの発売日は、いつ?
次期レヴォーグの発売日は、2020年後半です。
現行レヴォーグは、2014年6月に発売されています。
2015年4月に一部改良でB型に。
2016年4月に一部改良でC型に。
2017年7月にマイナーチェンジでD型に。
2018年4月に一部改良でE型に。
2019年5月に一部改良でF型になっています。
新型レヴォーグのデザイン
新型レヴォーグのデザインが、プロトタイプとしてではありますが、公開されました。
これが、ほぼ完成形のデザインです。
現行型よりもプレスラインがはっきりしていて、力強い印象を受けます。
新型レヴォーグは、VIZIV Tourer Conceptというコンセプトカーをもとにデザインされました。
プレスラインの複雑さは、コンセプトカー譲りですね。
コンセプトカーでは、サイドミラーがミラーレスになっていますが、市販車では普通のミラーとなっています。
新型レヴォーグのサイズ
新型レヴォーグのボディサイズは、全長4,700mm×全幅1,800mm×全高1,495mmくらいになります。
カローラツーリングのボディサイズは、全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,460mmです。
マツダ6のボディサイズは、全長4,805mm×全幅1,840mm×全幅1,480mmです。
レヴォーグは、カローラツーリングとマツダ6の中間的なサイズ
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プラットフォーム
新型レヴォーグには、インプレッサから採用されている、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されます。
インプレッサから採用されているSGPですが、新型レヴォーグでは、フルインナーフレーム構造という、より剛性を高めることができる構造が採用されています。
これまでのSGP採用車、インプレッサ、フォレスターなどよりも剛性が高く、レベルの高い走りを実現しています。
カローラツーリングも新プラットフォーム
新型カローラツーリングにも
新型カローラツーリングのプラットフォームは、カローラスポーツと同じです。
カローラスポーツと現行レヴォーグを比較する限りは、レヴォーグの方がカチッとした剛性の高さを感じるので、さらに剛性が上がる新型レヴォーグの方がボディはしっかりとしていそうです。
パワートレイン
新型レヴォーグには、新開発の1.8Lターボエンジンが搭載されます。
エンジンの詳しいスペックはまだ発表されていませんが、現行の1.6Lターボエンジンよりもパワーアップしていることは確実です。
ハイブリッドやプラグインハイブリッドが搭載されるという噂もありましたが、今のところ詳しい情報は出てきていません。
ハンズフリー走行を実現
新型レヴォーグでは、渋滞時などにハンズオフ運転を実現しています。
ハンドルから手を離すことができる自動運転機能は、国産車では、日産スカイラインに次ぐ2車種目ですね。
カローラスポーツやマツダ6では、ハンドルから手を離しての自動運転はできません。
価格
新型レヴォーグの価格は、310万円程度~と、現行モデルに比べると20万円ほど高くなるといわれています。
その分、SGPが採用されたり、アイサイトの機能が向上するなど、価格分の性能はしっかりと向上していることでしょう。
マツダ6の価格は289万円~ですから、レヴォーグの価格は若干高めということになります。
総括
新型レヴォーグは、日本でも扱いやすいサイズのツーリングスポーツワゴンということで、現行モデルと同じくらいの人気は維持できそうです。
カローラツーリングも、基本性能は大きく向上していますが、いかんせんエンジンパワーが控えめです。
アテンザはちょっとサイズが大きいので、ジャストサイズで、しっかりパワーがあって、走りを楽しめるステーションワゴンとしては、これからもレヴォーグは唯一の存在になりそうです。