日産、シルフィのマイナーチェンジにあわせて、EV(電気自動車)が投入されるようです。
今回は、ライバルのトヨタ・プレミオと比較しながら紹介していきましょう。
スポンサーリンク
1.デザイン
新型シルフィのデザインは、Vモーショングリルの、今風の日産車のデザインになるでしょう。
アメリカでは既にマイナーチェンジされています。
“
出典https://www.nissanusa.com/ ”
プレミオのデザイン
プレミオは、2016年のマイナーチェンジで、クラウンを思わせるような上質なフロントマスクに生まれ変わりました。
こういった車の主要なユーザーである、中高年層には、こちらの方が反応が良さそうです。
2.サイズ
シルフィは、ブルーバードシルフィから、シルフィに生まれ変わった時に、3ナンバーサイズになりました。
シルフィのサイズは、全長4,615mm×全幅1,760mm×全高1,495mmです。
日本では、5ナンバーサイズの車が3ナンバーサイズになった途端に売れなくなる。ということはよくあります。
日産もそれは分かっていたのでしょうが、既に海外に目を向けていて、シルフィも、中国で最も売れている日産車にまで成長しました。
日本市場を切り捨ててでもサイズアップしたのは、間違っていなかったようですね。
プレミオのサイズ
一方のプレミオは、5ナンバーサイズを守っています。
プレミオのサイズは、全長4,595mm×全幅1,695mm×全高1,475mmです。
今販売されている5ナンバーサイズのセダンは、カローラ、プレミオと、グレイスくらいでしょうか。
カローラ以外は販売台数も少ないので、この先もっと減ってしまいそうですね。
3.エンジン
新型シルフィには、従来の1.8Lガソリンエンジンに加え、e-POWERが投入されるのではないかといわれています。
e-POWERシステムは、ノートe-POWERと同じものが搭載されるでしょう。
【e-POWER】
最高出力・・・95ps
最大トルク・・・25.9kgm
人気のe-POWERが投入されれば、日本では低迷しているシルフィの販売台数も伸びてきそうですね。
むしろ、e-POWERを投入するくらいのことをしない限り、販売台数は伸びないでしょう。
プレミオには、トヨタ得意のハイブリッドが用意されていないので、そういった点でも差別化できますね。
4.シルフィEV
中国では、シルフィEV(電気自動車)が発表されました。
これは、シルフィのボディに、リーフのパワートレインを搭載したものです。
最高出力・・・150ps
最大トルク・・・32.6kgm
リーフとシルフィは、ボディサイズも重量も近いので、リーフのパワートレインをそのまま移植すれば、それなりに強烈な加速をしそうです。
シルフィEVは、今のところ、日本では発売されないのではないかと思います。
EVに関しては中国が圧倒的に普及が進んでいます。
5.予防安全性能
新型シルフィには、ようやく予防安全機能が搭載されるでしょう。
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
・インテリジェントクルーズコントロール
・インテリジェントLI
・インテリジェントアラウンドビューモニター
・踏み間違い防止アシスト
などが搭載され、ようやく、今の時代に追いつく感じになるようです。
現行シルフィには、予防安全機能の採用がなく、紹介ページにも、安全性能の項目がありません。
プレミオの予防安全機能
プレミオには、トヨタセーフティセンスCが搭載されています。
・プリクラッシュセーフティシステム
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
以上3つしか機能はなく、最近の車としては物足りないですが、シルフィよりは充実しています。
6.価格
新型シルフィの価格は、200万円を超えてくるでしょう。
プレミオも、1.8L車の価格は200万円を超えているので、価格は同等といって良いでしょう。
7.総括
風前の灯状態となっているセダンですが、海外では根強い人気があります。
スポーツカーが最近盛り返しているように、セダンも、人気が復活することがあるのでしょうか。
「車の定番」であったセダンのラインナップがどんどん減っていくのは寂しいので、何かヒット車種が出てきて欲しいものです。
8.新車、中古車を契約の前に!
今乗っている車を下取りに出す前に、自分の車にいくらの価値があるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
スポンサーリンク